ALICE-Madness Returns-レビュー

AliceMadnessReturns 2011-10-23 14-21-43-309

先日、Steamにて50%オフセールが行われていたので買ってみた。Left 4 Dead、Bioshock、Deadspace等、グロテスクな表現が豊富なゲームをやたらとプレイしてる友人に影響されてか、最近は多少グロい程度なら問題なくプレイできるようになってきた・・・。

本作は童話「不思議の国のアリス」をダークファンタジーなテイストにアレンジしたアクションアドベンチャーゲームだ。2000年にリリースされた「Alice in Nightmare」の続編に当たる。

あらすじ

主人公のアリスは原因不明の火事に見舞われて家族を失い、精神を病んでしまった。その辛い過去を忘れ去るために精神科に通院しているところから物語は始まる。この病院の患者は皆子供で、先生はしきりに「忘れなさい」と語りかける。「薬局で薬をもらってきなさい」といわれ病院を後にしたアリスは、余曲折あって幻覚の世界「ワンダーランド」に。アリスを迎えたのはチェシャ猫、曰くワンダーランドは崩壊し始めているという。ワンダーランド崩壊の原因は何か?火災事故の真相は? 

レビュー

本作は、ステージを探索し収集アイテムを集めながらスイッチやレバーなどのギミックを操作して先に進んで行き、最後に待ち構えているボスを倒して次のステージへ行く、といった流れで展開していく。ゼルダの伝説やダークサイダーズでお馴染みのゲームシステムで斬新さに欠けるのは確かだが、アリスの奇妙奇天烈な世界観を表現し、それに浸るのに最適なシステムと感じることだろう。

本作の最大の特長は、マップと背景グラフィックスだ。独特で多彩でありながら、「不思議の国のアリス」という多くの人々が知っている童話という共通言語を内包しており、プレイヤーは度々「これがあのあれか!」と発見と気づく楽しみ、いわゆるアハ体験を楽しめることだろう。その多彩さは今回初めから終わりまで200枚程度、SSに収めてフォトアルバムとしてアップロードしたので、下記リンクから閲覧してもらえば一目瞭然だ。

敵とは4種類の武器を駆使して戦うことになる。素早い攻撃が可能で扱い易い「ヴォーパルナイフ」、ガトリングガンのようにコショウを撃ち出す「ペッパーミル」、強力な打撃で敵のガードを砕く「ホビーホース」、熱々のお茶爆弾を発射する「ティーポットキャノン」の4種類だ。敵は大抵弱点となる武器が決まってるので、強いと感じたら色々試してみるのがいいだろう。ちなみにどの武器も「歯」を消費して4段階まで強化できる。探索しながらすすめていけば全ての武器を最大まで強化できるのでどんどん強化していっても問題はない。

また、戦闘はかなり軽快だ。敵をロックオンしている間は攻撃を受けそうになると、スローモーションがかかるのでスレスレで緊急回避といったアクロバティックなプレイもやりやすい。ピンチのときは無敵状態に加えて攻撃力が大幅に強化される「ヒステリーモード」を使用できる。

戦闘システムからも察せられるように、全体的に初心者でも楽しめるゲームになっている。パズルも難解なものはなく、パズルを解くというよりは感情移入させる演出の一つといった位置づけで、サクサク進められる。本作はダークな世界観なだけに、グロテスクな表現は多分に出てくるが、SSを見て惹かれた人であればきっと楽しめることだろう。

(以下SS)

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FFXIV-守護天節/いたずらインプ大脱走

いわゆるハロウィンイベント。毎度感心させられるのは、イベント予告の記事に掲載されるイメージ画像。左が今回のそれ。中々良い絵だと個人的には思っているが如何せん、イベント自体があまり面白くない・・・。

今回は毎晩各都市に出現する脱獄したインプが出すクイズを解いてお菓子を集めるというものなのだが、インプが置いていくお菓子こそだれでもルートできるものの、クイズに挑戦できるのは一人のみ。

確かにイベントの景品はこれで誰でも手に入れられるが、果たしてそれでイベントを楽しめたといえるのだろうか?

 

一方で先日、Master of Epicでは秋の運動会イベントが開かれた。種目はパン食い競争、玉転がしと玉入れ。種目数こそハドソン時代より減ってはいるが、玉ころがしは相手チームがゴールに玉を入れるのを妨害しつつ、こちらの玉をゴールに入れるというゲームで中々白熱した試合になっていたとか。自分も参加したいと思っていたが、ついうっかり忘れてしまったのが悔やまれる・・・。

まぁ、まだ先の話だが、新生FFXIVには大いに期待しておこう。スクエニは落ちたといえども、まだ評判の良いゲームを出すこともあるみたいだしね。

FFXIV-守護天節/いたずらインプ大脱走

Wizardry Online

「RPGタイトル+Online」と聞くとそれだけで少し不安になる。アルカディアサーガやパンドラサーガを手かげた「ヘッドロック」が開発と聞くとさらに不安になる。しかしながら今回は中々期待できそうだ。

Wizardryというと、小説でしか触れた事がないのでその世界観について語れるほどの知識は持ち合わせていない。それ故に、Wizardry OnlineがWizardryの世界観をうまく表現できているか否かは判断できない。しかし、WizardryOnlineの舞台それ自体はしっかり作りこまれていると感じた。メインクエストで挿入されるカットシーン、NPCのセリフやダンジョンの設定は活き活きとしていて、少なくともインスタントなゲームではないことを直感させてくれる。

ゲームの中身は、クエストをこなしながらダンジョンを探索して、レベルを上げたり強力な装備を手に入れて次のダンジョンに挑戦するといった内容だ。いわゆるハックアンドスラッシュだろうか。宝箱やアイテムの鑑定といった要素がありトレハンのワクワク感を楽しめる。WASD移動でノンターゲッティングな戦闘システム、ダッシュや緊急回避のステップ、ジャンプ、ダッシュジャンプもあり操作性はアクションゲームに近い。

また、本作の特徴的なゲームシステムとしてはソウルランク、「ロスト」、死亡後の霊体システムが挙げられる。本作ではプレイヤーは死亡した場合「霊体」となりそのままではダンジョンを進められなくなってしまう。復活するためには復活の像のところまで戻り蘇生してもらえばいいのだが、この蘇生は失敗することがあり、万が一失敗してしまうとキャラクターが消滅、ロストしてしまうのだ。プレイヤーは新たにLv1からやり直すことになってしまう。但し完全に一からやり直しというわけではない。キャラクターをロストしても高性能装備の装備条件、各種機能をアンロックする条件となる「ソウルランク」と倉庫に預けているアイテム、メインクエストの進行状況は保たれる。尚、この蘇生成功率は高レベルになればなるほど下がっていく、つまりロストし易くなるのだが、相応の対価(アイテム)を支払うことで100%にすることも可能になっている。

霊体になったらその場で自分の死体をクリックして復活の像のところまで帰還することもできるが、霊体でしか会えないNPCや拾えないアイテムがあったりするらしいので、ちょっと探索してみるのもいいかもしれない。ただその時は、霊体時にしか出現しない「ウォーカー」というモンスターに気をつけなければならない。あれに捕まってしまうと死体のあったところに戻されてしまう上に、魂を刈り取られてしまい、蘇生成功率がガクっと下がってしまうのだ。

さて、今のところ4つのダンジョンをクリアしたが、いずれのマップも「ダンジョンを探索している」という雰囲気を味わえるものの、道に迷ったり、謎解きに苦労するという事はなかった。だがそれでも、ダンジョン攻略の難易度は高めに感じられた。

というのも、ダンジョンを徘徊するモンスターは雑魚でも油断すると簡単に倒されてしまう強さで、数も多い上に、倒しても大抵はすぐにリポップしてしまうのだ。ヒーラーを同行させたPTであってもモンスターを倒すか、諦めて逃げるかという判断が必要になってくる状況にしばしば遭遇した。また、罠の配置もいやらしい。慎重に進めば引っかかる事はないが、モンスターから逃げている最中にうっかり罠を踏んで昇天してしまうことも少なくない。

苦労してダンジョンを進めていくと待っているのはインスタンスエリアで行われるボス戦だ。各ダンジョンは初め霧の壁でいくつかに分断されており、それらを晴らしてダンジョンを全て回る、すなわちクリアするには各霧の壁近くに配置されているガーゴイル像から移動できるインスタンスエリアでボスを倒さなければならないのだ。ここで負けてしまったら最後に触れた復活の像からまたやり直しとなってしまう。今のところ、ダンジョンのボスを全て倒すと新しいダンジョンにいけるようになるといった流れになっている。最後に行ったダンジョンはその前のダンジョンの2倍はありそうな広さだったので、次のダンジョンも楽しみだ。

どんな場面でも楽な状況を作らないという方向性はどこかダークソウルに近いものを感じた。昨今のライトユーザー向けのゲームでは味わえない試行錯誤する楽しみを求めているなら本作をやってみる価値はあるかもしれない。

Wizardry Online

FFXIV-チョコボとかイフリートとか

FFXIV_1317823385先日1.19パッチが当たり、チョコボ騎乗やイフリート討伐戦、蛮族拠点といった新要素が実装された。また生産レシピは簡素化の方向で大幅に変更が加えられた。チョコボもそうだが、クエストもようやくFFらしいものになってきたと感じた。今までのメインクエストは4コマ漫画みたいな短さだったが、今回のグランドカンパニーのクエストのような物が追加されていくならば、なかなか面白いことになりそうだ。

生産レシピの変更は量が多すぎるせいか、プレイヤーもスクエニも少々混乱しているように思う。というか自分が混乱しているだけかもしれない。例えば「~毒素」は使用しなくなると書いてあったのに公式のレシピでは未だに「~毒」を作るには「~毒素」が必要となっている・・・新レシピのところに毒素を用いない代替レシピが掲載されてないのはまだ毒素は使うということなのだろうか・・・売っ払うのは時期尚早だったか・・・。

イフリート討伐戦や蛮族拠点にはまだ行けてないのでなんともいえない。いずれにしても、新しい目標が持ててやる気も出てきた。当面はマイチョコボと軍服の入手を目指してグランドカンパニーのクエストやキャラバン護衛を頑張ってみようと思っている。

FFXIV-チョコボとかイフリートとか

Darksoulsは小休止でBF3時々FFXIV

助っ人を2人呼んでようやくアノールロンドのボスを倒す事が出来た。それでも余裕ではなかったな・・・召喚した2人は両方とも串刺しにされて自分の世界に召されていった。最後のラッシュ、後一撃でこちらが死ぬか相手が死ぬかという状況でなんとか勝利を収めたといったところだ。アノールロンドをクリアして終わりではないのだが、気分的に一段落してしまったので休憩することに。

それでちょうどBattlefield 3(BF3)が現在オープンβテスト中だったので参加してみた。テストでプレイできるマップとモードは一種類のみ。「Rush」というモードで、「M-COM」という機械を守る側と爆破する側に分かれて、M-COMが全て破壊されるか攻めの兵士が一定数倒されるまで戦うというルールだ。

流石最新のゲームだけあってグラフィックスが良い。音も良い。今のところ中身は他のFPSと大差ない。強いて言うなら、やや高めの塀もBrinkみたいにかっこよく飛び越えられるようになってたのにはちょっとショックを受けた。

「BF3でこんなに軽快に動けるのか・・・Brink・・・。」

まぁいいとしよう。5時間程度プレイしたが、現状でも予約しておいて良かったと思える出来だったので、製品版のキャンペーンや戦車、戦闘ヘリ、戦闘機が登場する128人対戦マップが楽しみだ。ちなみに、BF3日本語版のOriginでの発売日は11月2日となっている。

しかし1マップ1ルールでも連日、大体のサーバが満員になっているのは流石メジャータイトルといったところだろうか。BF3のプレイヤーとして安心できる反面、マイナータイトルにもこれだけ人がいればなぁとも思ってしまうな。

さて、実はFFXIVも復古祭というイベント中だったりする。各都市にグランドカンパニーのNPCが出現して、グランドカンパニーについて話が聞けるというだけのことだが、一応聞きに行ってみた。それでランク38のメインクエストを進められるようになっていたことに気づいて、それもプレイすることに。メインクエストでイフリートの姿を拝む事が出来たので、そのSSを載せる事にしよう。

レイドダンジョンに帝国兵の襲撃イベント、ガレマール帝国との戦いに向けて少しずつコンテンツが増えてきているFFXIVだが、まだ不満は多い。明日の大規模アップデートでは飛空挺やチョコボが実装されるが、個人的にはUIの刷新が待ち遠しい。

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