EVE宇宙史：22355年～23248(YC12)年

EVE – Timeline of New Eden：http://eve.com/
EVE宇宙史：7987年～23121年：https://gashinnote.wordpress.com/2013/04/14/eve%E5%AE%87%E5%AE%99%E5%8F%B2%EF%BC%9A7987%E5%B9%B4%EF%BD%9E23121%E5%B9%B4/

アマーの産業は広範囲にわたって奴隷を利用していた。

22355-22480
アマーミンマター紛争

「再生」に対する信仰によって突き動かされていたアマー帝国は彼らの領域と居住地は周辺の星々へ急速に拡大していきやがて小国ミンマター帝国と遭遇するに至った。アマー帝国は「暗闇の一日」として知られる侵略によってミンマター帝国をいとも容易く征服し、何千ものミンマター人を奴隷とした。

アマー帝国の奴隷目的の略奪は彼らの攻撃が総力戦へと発展していくまで、何十年もの間続けられた。最終的にはミンマター帝国は潰えてミンマターの民族は全て、アマー帝国の支配下で隷属の時代を迎える事となった。

戦争中ガレンテはいくつかのカルダリの都市を爆撃した。

23155 – 23248
カルダリ・ガレンテ戦争

カルダリ人とガレンテ人は同星系内の二つの惑星に居住しており、宇宙に進出するためのテクノロジーがより高度な技術を持ったガレンテ人の手によって開発されるとすぐに互いに交流するようになった。ガレンテが、インタキやマナーといった他の種族と連邦体制を築いた時、カルダリもそれに加わるのは当然のことのように思われていた。
カルダリはこれに同意したが、強固な独立性を持っているカルダリ企業は秘密裏に基地やコロニーをいくつかの星系に建造していた。この事実の発覚がきっかけでカルダリ・ガレンテ戦争が勃発することになった。激しい戦争の後、カルダリは母星から排除され、「カルダリ国」という完全に独立した企業帝国を築くに至った。

ファーストコンタクトでは慎重な交渉が伴った

23191
帝国の接触

長きに渡る領土拡大や対立を経て、ニューエデンの中心となる主要4カ国は国交を開始した。西暦23180年のアマー帝国とガレンテ連邦のファーストコンタクトはどちらにとっても穏やかなことではなかった。しかし間もなく両帝国とも同等の軍事力を持っており、この対立は不毛な争いとなるであろうことが明らかになった。
慎重な調査の後、カルダリもアマーと関係を築く。アマーとの国交の内に、カルダリ国とガレンテ連邦はいずれも服従させられているミンマターの人々の存在を知る。この後間もなくして、謎に包まれていたジョビが姿を現すことになる。

←ミンマターの反乱

23216
「大反乱」

ジョビは無視出来ない脅威ではあるが明らかに軍事力は自国に劣っていると分かり、アマー帝国はジョビ帝国に侵攻を開始する。しかしこの侵攻は「ヴァクアショスの戦い」にて、ジョビ帝国空母によってアマーの侵略部隊が打ち破られた為に速やかに中止される。前代未聞のアマー艦隊の大惨敗はアマー帝国に混乱を招き、ミンマターに反乱の機会を与える事になる。

「大反乱」はアマーをミンマターの母星と周辺地域から排除する結果となる。これはアマー帝国史最大にして唯一の領土喪失である。ミンマター共和国が建国されガレンテ連邦によって速やかに承認される。多数の戦線で戦えなくなったアマーは現実を受け止めて自国の国境の維持と已然として帝国への忠誠を誓うミンマター人の属国「アマター委任統治国」の建国に力を注ぐことになる。

ハンガーのカプセル発射整備塔

23224
「カプセル」の贈り物

きっかけは不明だが、ジョビはカルダリの巨大企業である「イシュコーンコーポレーション」と接触し、流体静力学を用いたカプセルの技術を与える。このカプセルはパイロットと船をより密接に統合し、船を身体の延長のように操ることを可能にする機関だ。僅かな反応時間を実現し乗組員を削減できるこのテクノロジーはカルダリに速やかに採用される。同テクノロジーは他の帝国にもすぐに採用され、多くの艦船がカプセルパイロットに適合するように設計された。

新人パイロット向けのCONCORDインフォメーションホロの一つ

23233
CONCORD(コンコード)設立

紛争や対立が起きている最中、五帝国は関係調整のための統一的司令部「CONCORD：Consolidated Cooperation and Relations Command」を結成するために集合する。この組織は間もなく帝国間の外交のためのフォーラムという存在以上のものとなり、大きな権限を持つ強力な集団へと急速に成長。その後、ユーライ星系に設置されたCONCORD本部「ユーライ大会」は帝国領内の活動を規制する星間法において重要な役割を果たすことになる。

ヨーイル級ジョビ巡洋艦

23236
ニューエデン標準時(YC0年)

主要惑星間会議がヨーイル級ジョビ巡洋艦内で行われ、全帝国の代表が出席する。「ヨーイル会議」にてニューエデン標準時またはESTとして知られる標準暦と標準時の形式が決定される。標準暦はこの時からヨーイル会議の形式に従い西暦23236年は新暦におけるYC0年となった。

23248
カルダリ･ガレンテ戦争終結
(YC12年)

散発的に発生した国境での小競り合いが減少し、そして数年にわたって行われてきた和平交渉が功を奏し、ガレンテ連邦とカルダリ国の間で行われていた長年の戦争がついに終結する。連邦は完全にカルダリ国を主権国家と認めるがカルダリプライムは已然としてガレンテの統治下に置かれる。カルダリ側としては、カルダリ国の企業は彼らの元々の開拓地と基地の統制権を維持する。和約としてこの協定は両国が満足するものではなかった。そしてガレンテ連邦とカルダリ国間の関係はよく言っても冷たい関係であり続けた。特にカルダリプライムの事情はカルダリの愛国主義者たちの間で激しく議論される内容だった。